Marble Surface

ハイブリッド触媒

​ヒトコロナウイルスを99.9%不活化

株式会社サンワード商会(本社:大阪市中央区、代表取締役西尾幸也)と大阪大学産業科学研究所関野研究室(先端ハード材料研究分野)は、共同研究中の多機能型触媒【ハイブリッド触媒※】のヒトコロナウイルスを用いた感染阻害試験を実施した結果、ウイルスの99.9%が不活化することを確認しましたので、お知らせいたします。

 

ハイブリッド触媒は、これまでインフルエンザウイルスやネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス)に対して抗ウイルス効果があることは実証されていましたが、本研究グループはヒトコロナウイルスに対する有効性を確認することにしました。

【ヒトコロナウイルスOC43】を用いてウイルス感染阻害試験を実施した結果、99.9%のウイルスが不活化することを確認しました。触媒の成分がヒトコロナウイルスOC43のウイルス膜に作用して、ウイルス膜の変性やウイルス蛋白質の変性を引き起こし、感染を阻害していると考えられます。

今回の試験に用いたウイルスはヒトコロナウイルスOC43(Human Coronavirus OC43)で、現在問題となっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因である新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)そのものではありませんが、新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)と遺伝学的特徴が同じヒトコロナウイルスです。この結果から、ハイブリッド触媒は新型コロナウイルスに対して【抗ヒトコロナウイルス性】があると推測できます。

※ハイブリッド触媒とは

ハイブリッド触媒は安全性に優れた多機能型触媒で、有機と無機を特殊な技術で合成させた加工剤として、繊維分野で活用されています。特別な方法でハイブリッド触媒加工された繊維製品を身に付けることによってウイルスが体内に侵入することを防御する一定の効果が期待できます。また電車・バス等の車輛内、航空機内や船内、病院・介護施設・オフィス・スポーツジム・ホテル等の建物内に特殊工法による施工をすることによって、安全で安心して利用できる快適な空間の提供ができます。その他にも樹脂分野、フィルム、塗料、インク等活用の可能性が広がっています。
ハイブリッド触媒は急性経口毒性試験、皮膚刺激性試験、皮膚感作性試験、復帰突然変異試験、染色体異常試験、閉鎖式皮膚貼付試験の各種安全性試験で評価基準に適合していることを確認しています。